キャンドルナイトのできごとを写真に撮って応募する「キャンドルナイトフォトコンテスト」。
今年の応募総数は354点。みなさま、たくさんのご応募ありがとうございました。
長らくお待たせいたしました結果は下記の通りです。
<坂本龍一賞>・・・該当者なし
「写真を見ているんですが、正直面白い写真がない!みんな同じようで、選ぶのが難しい!
なので、今年は受賞者なしです。」
<テラウチマサト賞>・・・該当者なし
「候補作品を選ぼうとWEBを見直しましたが、最終的に「これ!」と思う作品を見つけることができなかったというのが、該当なし、の主たる理由です。“繰り返しは劣化する”という言葉があります。同じテーマで回を重ねてきて、撮る方も、見る方も、慣れが生じているように感じました。」(続きはPHaT PHOTO 9-10号にて)
<長島有里枝賞>
『失うこと美しく』OSAKANA/闇は灯りに隠れ灯りは闇が深いほど美しい
http://fotologue.jp/osakana#/852928/853203
http://fotologue.jp/osakana#/852928/853201
キャンドルそのものを主題に、ポートレイトみたいに撮っていて、新鮮に感じました。組み写真というのもいい。
『An unhappy proposal』yukizo/「結婚しよう」「…無理」こんなプロポーズの断られ方は嫌だ。
http://fotologue.jp/yukizowork#/822683/855426
一見何を写したかわからない、不思議な写真だなと思ったので選びました。
<ホンマタカシ賞>
『10314』瑚々青/君とほの暗い光の中で過ごす 眠そうだね
http://fotologue.jp/cocoa-powder#/729032/876250
暗くて怖い感じもするし、写真としてかっこいい。キャンドルは写っていないけど光も感じる。
『ひかりのながれ』saiko camera/キラキラと、ぼんやりと、キャンドルナイトのようにあったかく。
http://fotologue.jp/saico#/704320/894750
キャンドルナイトって、優しいものを写真にしてくる人が多い中、武器が出てくるのが意外性があって面白い。
『とおりすがり』saiko camera/意味もなく足をとめる、すてきなできごと。
http://fotologue.jp/saico#/704320/894750
個人的な思い出を撮った作品が多い中、この人は偶然通りがかって「素敵ね」って感じて撮ったところがいいかな。
<佳作>
「妻と…」
http://fotologue.jp/suohyuki#/839590/848250
妻と二人で過ごす静かな夜、いつもよりゆっくり流れる時間の中で
エロティシズムを感じさせる写真。(笑)これはもうちょっと追求してほしかったですねー。
なお、ホンマタカシさんと長島有里枝さんの審査後の対談をPHaT PHOTO9-10月号に掲載されてます。今年の応募作品のこと、これからのキャンドルナイトフォトコンのこと、などなどが語られています。ぜひご覧ください。