Candle JUNEさん主催の
100万人のキャンドルナイト「Candle Odyssey2008」
JUNEさんが、はじめにキャンドルナイトへの思いを語ってくれた
今年が"最初で最後"のCandle JUNEさんが主催する
「100万人のキャンドルナイト」だと聞き、6/13代々木公園の会場までかけつけた。
天気も風もキャンドルナイトのためにスタンバイしているかのような好条件。
スタートは、お互いがリスペクトし合う「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人である、
マエキタミヤコ氏と、衆議院議員の保坂展人氏、元ルナシーのSUGIZO氏の生トークライブに。
タップダンサー熊谷和徳さんのパフォーマンスなど盛りだくさんの内容に会場も沸いた。
ラストは、本当はシークレットライブだったハナレグミの永積タカシさんのフリーライブ!
JUNEさんの陶器のように美しいキャンドルが会場を埋めつくす中、
ハナレグミの登場に会場の熱気はマックス!!
スペシャルゲストも登場し、最高に贅沢なキャンドルナイトとなった。
保坂さんと、マエキタさんの分かりやすい政治の話に若者も興味津々!
JUNEさんのキャンドルに囲まれて熱唱中のハナレグミ
幻想的なキャンドルの炎が闇を照らす
ライブに釘づけ。この瞬間は誰もが最高にハッピー!
今回のイベントに対してJUNEさんの思いをインタビューしてみた。
なぜ、今年が"最初で最後"なのですか?という問いかけに、
「天気もよくなった、風もやんだよ。じゃ、やろうか。って感じにしたかった(笑)」
「ビジネスではなく、いつも必ずやるものでもなく、ただの音楽イベントでもなく、
100万人のキャンドルナイトの本質的なことを伝えるために
夏至の1週間前にやりたかったんです」と、JUNEさん。
「100万人のキャンドルナイトは、エコイベントとして扱われやすい。
身近なエコも大事だけど、それだけではなく違うメッセージを届けたかった。
いま、とっても何とかしたいと思っているのは、六か所村再処理工場のこと。
ただ、反対だ。とだけはいいたくない。六か所村の人たちは、10何年も闘ってきたわけで、
あの人が悪い、あの場所が悪いっていう話ではなくて、じゃあどうすればいいのか。
何ができるのかを考えていきたい。
もうひとつは、6月8日に起きた秋葉原の無差別殺人事件のこと。
環境問題もそうだけど、心の問題も大事。
出会う人すべてに思いやりをもって、感情をもって生きることがとても大切だと思う」
誰かのせいにするのではなく、きちんと現実に向き合う。
反対するだけではなく、事実は事実として受け止めて、そのうえで何ができるのか。
ひとりひとりの力は小さいけれど、みんなが真剣に考えて行動すれば、
大きな革命が起きるのではないか・・・
照れくさいセリフもセンチメンタルも、真剣に伝えればカッコイイ。
言葉にしないまでもそれをCandleJUNEさんとハナレグミのライブで教えてもらった気がした。
Candle JUNEさんはじめ、同じ時間を共有できたすべての方に感謝いたします。
「100万人のキャンドルナイト」まであと、3日!
みんなが素敵なキャンドルナイトを過ごせますように...
取材/ごえ 撮影/ITO