「100万人のキャンドルナイト」は今年で5年目を迎えます。 呼びかけ人の呼びかけの輪から、多くの人たちがゆるやかに繋がり、今や巨大なムーブメントになりました。その裏には、ほんとうに数え切れない人たちのさまざまな「想い」や「工夫」が存在します。 たとえば、照明デザインにかくされた、光と影の美しさを感じる仕掛けのはなし。 たとえば、原子力と野菜にめぐりめぐったきもち。 たとえば、これからの国際社会の「スロー」な未来へと通じる願い。 この「スロー」ということば。日本には、江戸時代のひとたちが使っていた「暦」という考え方があります。「暦」は季節の移り変わりを感じられる、自然と共に生活するカレンダーのこと。 |